釣りまか日誌

釣りまか日誌

ロンブー亮の釣りならまかせろ！
今回は「冬のヘラブナ釣りならまかせろ～前編～低活性のアタリを“仕留めろ″」をお送りします！

亮さん、安井まゆちゃん、綾瀬美悠ちゃんの３人がやって来たのは圏央道圏央厚木ICから車で5分とアクセス抜群の 厚木へら鮒センター です。

冬でもヘラブナが釣れる！と評判のセンターには小池、大池の二つの池があって、それぞれでは違った釣り方を楽しむことが出来ます。
美しい丹沢山系の山々を眺めらの釣りはどこか野釣りの雰囲気もありますね。

ところで一年で最も寒いこの時期ともなればヘラブナも中々釣れない気もしますがこんな状況で３人は釣ることができるのでしょうか!?
マルキユーインストラクター石井忠相（ただすけ）先生、よろしくお願いします！

はじめに石井先生から、ヘラブナの1年のサイクルをお聞きしました。

■春（3～5月）

水温が上がりはじめ、浅場に移動。岸近くで産卵する。徐々に活性が上がる。

■夏（6～8月）

酸素を求めて水面近くまで浮いく。高活性でエサを積極的に食べる。

■秋（9～11月）

水温が下がりはじめ、適水温となり活性がさらに上がる。冬に向けてエサをたくさん食べる。

■冬（12～2月）

水温低下とともに底でじっと動かない。目の前のエサにも反応しなくなる。

このように1年で最も釣るのが難しい冬の季節ですが、それだけに1匹を掛けることがなによりもうれしいですね。
では次に冬のヘラブナ攻略法をご紹介しましょう。

はじめに釣り方ですが、冬のヘラブナ釣りでおすすめなのが「段差の底釣り」です。

段差の底釣りはご覧のように上バリと下バリの高さに変化をつける釣り方で、上バリにはバラケエサを、下バリにはくわせエサを付けます。

活性の低い冬のヘラブナは大きなバラケエサをあまり食べられません。
そこでバラケエサを高い位置に離す段差の底釣りが有効になります。こうすれば徐々に細かく溶けて食べやすくなったバラケエサに興味を持ったヘラブナを寄せることができるのです。

ではどのようにバラけるのか、石井先生が作ったバラケエサで検証してみましょう。

ご覧のように、バラケエサが細かな粒になって真下にあるくわせエサに落ちていきます。
ここでポイントとなるのが、水に浸けるとすぐに溶けはじめる！程よく縦に。広がりすぎたり上に上がってしまうのはNG！シャワーのようなイメージ！が大切です。

■今回のバラケエサ

さて、ここからは実際に釣りをしながら石井先生に冬のヘラブナ攻略法を教えていただきます。

使用タックル

ロッド/ ヘラブナ専用竿 9尺
道糸/ ナイロン1号
ハリス/ ナイロン0.4号（上:12cm、下:45cm）
ハリ/ 上8号、下3号

冬の釣りに限らず、ヘラブナ釣りでポイントとなるのはウキの動きです。
このウキの動きにどんな意味があるのか？それを知るだけでヘラブナ釣りの理解が深まり、釣果へつながりますよ。

①投入するとウキが立ってから一度沈む
→ バラケエサがなじみその重みで沈む

②徐々にウキが浮いてくる
→ バラケエサが徐々に溶けている

③ウキの浮き上がりが止まる
→ バラケエサが全部溶けて無くなっている

このようにウキは動きます。
③になったらいつアタリがあってもいいように準備しましょう。
ちなみに①と②のときは、まだバラケエサが底にあるためハリスのたわみがあってアタリは出ません。
出てもヘラブナの体が糸に触れているだけのケースが多いです。

石井先生から冬のヘラブナ釣りの攻略方法を聞いた3人。ここから期待を込めて実釣開始です！

しかしやっぱり冬のヘラブナはやさしくなかった！
小さなアタリに手が出なかったり、アワセても乗らなかったりとみんな翻弄されっぱなし！

それでも石井先生のアドバイスを受けて美悠ちゃんが掛けた！

口にしっかりと掛かっている！これはうれしい1匹ですね！

続いてまゆちゃんも小さなアタリをとってHIT！お見事です！

釣りまかガールの二人は冬のヘラブナを攻略！残るのは亮さんだけ……

亮さんはヘラブナを釣ることはできるのか!?
気になる続きはオンエアー、YouTubeでご覧ください！

釣りまかから釣り人のみなさんへ

いつまでも釣りを楽しめる環境を一緒に守っていきましょう。