季節外れの残暑 9日ぶりに県内全域で猛暑日
17日の県内は、季節外れの残暑となり、9日ぶりに、全ての観測地点で35度を上回る猛暑日となりました。
この暑さで、午後4時時点で、人が熱中症の疑いで緊急搬送されています。
17日の県内は、高気圧に覆われた影響で、朝から良く晴れ、日中の最高気温は熊谷で36.5度、久喜で36.3度、鳩山で36.2度など、県内8か所の観測地点全てで35度を超える猛暑日となりました。
気象庁と環境省は、17日、埼玉県に熱中症警戒アラートを発表し、注意を呼びかけましたが、午後4時時点で、40人が熱中症の疑いで救急搬送されています。
その中、「小江戸川越」として人気の観光地である川越市では、日傘をさしたり、ハンディファンを使ったりして、暑さ対策する観光客の姿が多く見られました。
18日の県内は、日中は、熊谷やさいたまで35度の猛暑日の予想となっています。
また、前線が南下する影響で、夕方から雨となり、夜はじめ頃にかけて雷を伴い激しく降る所がある見込みです。
日中は、熱中症に警戒しエアコンの適切な使用やこまめな水分補給など熱中症の対策を徹底するとともに、雨が降り始めたら低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒して下さい。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどにも注意して下さい。