大野知事 中野政務官 大雨被害受け松伏町視察
6月2日から3日にかけて降った大雨で大きな被害を受けた松伏町を、大野知事と、埼玉7区選出で内閣府大臣政務官の中野英幸衆議院議員が視察しました。
大野知事と中野政務官は、松伏町の鈴木勝町長から大雨の被害状況の説明を受け、今後の対策について意見を交わしました。
この中では、排水能力を超えた大雨で冠水が広がる「内水被害」が特徴だとして、町を囲む川の上流に貯水施設を造るべきではないかなどの意見が出たということです。
このあと、大野知事らは床上浸水の被害が多く出た地域を訪ね、町の職員が住宅を消毒する様子などを視察しました。
県のまとめによりますと、9日午前11時の時点で、今回の大雨による人的被害は、軽傷が5人、床上浸水748件、床下浸水が2997件となっています。このうち松伏町は軽傷が1人、床上浸水51件、床下浸水が132件でした。
大野知事らは、今後の災害対策に向けて、浸水被害にあった住民に当時の状況について話を聞くなどしていました。