今年から実施の「大学入学共通テスト」始まる
県内では、16日新たに男女582人の新型コロナウイルスの感染と、6人の死亡が確認されています。
1日の感染者数では1月9日の518人を大幅に上回り、過去最多となりました。
こうした中、16日から大学入試センター試験の後続として今年から実施される「大学入学共通テスト」が、始まりました。
今回の「大学入学共通テスト」は、県内27会場で行われ、およそ2万8500人が受験します。
このうち、さいたま市桜区にある埼玉大学では、16日と17日の2日間で1300人以上が試験に臨みます。
今年の「大学入学共通テスト」は、16日からの第1日程に加え、新型コロナの影響で学業の遅れを認められた人や、第1日程の追試験となる第2日程。
それに、第2日程の追試験として行われる特例追試験の第3日程が設けられています。
試験実施に際し、会場内でのマスクの着用や、休み時間での換気をしているほか、体調が悪くなった受験生は、大学の保健センターに待機する医師が診断し、別室での試験か第2日程で試験を受けることになります。
16日は、国語や外国語などが午後6時10分まで続き、17日は理科と数学の試験が行われます。