建設現場 県下一斉合同パトロール
10月1日からの「全国労働衛生週間」を前に労働災害を減らそうと5日、埼玉労働局などが県内およそ70か所の建設現場を一斉にパトロールしました。
このうちさいたま市浦和区の浦和駅西口工事現場には埼玉労働局の片淵仁文局長が訪れました。
片淵局長は、およそ300人の作業員を前に「今回のパトロールを契機に一層の安全衛生への活動の推進と災害撲滅のための取り組みを推進してほしい」と呼びかけました。
埼玉労働局によりますと県内の建設業では1年間の労働災害による死亡者数は去年は1年間で2人だったのに対し、ことし1月から8月までで、8人と大幅に増加しています。
また、業種別で見ても死亡者数は、最多ということです。
パトロールをした片淵局長は、担当者から説明を受けながら足場や転落防止対策など安全管理が徹底されているかや熱中症対策などを確認していました。