吉川警察署 地元の小学生が一日警察署長に就任
吉川警察署の一日警察署長に地元の小学生が就任し、管内で相次ぐ自動車や自転車の盗難被害に注意するよう呼びかけました。
一日警察署長に就任したのは、警察署が管轄する吉川市と三郷市の小学生2人です。
2人はまず、「ワイヤーフレームカー」と呼ばれる、ワイヤーで形取った車で、盗難や「車上荒らし」の手口などを学びました。
管内ではことしに入ってから先月末までに、自動車が79件、自転車は559件の盗難被害が確認されていて、いずれも去年と比べて増加しています。
対策としては、▼ハンドルロックやタイヤロックの機能を活用するほか、▼近づいてきた人に反応して光が点灯する「センサーライト」を自宅やガレージに付けることが有効です。
2人は駅の利用者などに「鍵を必ずかけてください」と声をかけながら、反射材や、窓の施錠を補助する鍵を配っていました。
また、21日は、抽選で、ハンドルロックや自転車の盗難を防ぐU字ロックといった防犯グッズが渡されました。