10月18日(土)のニュース

老人ホーム女性殺害事件 容疑者の自宅を家宅捜索

 鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の女性2人が死亡した事件で、県警は18日、このうち1人を殺害した疑いで逮捕した元職員の男の自宅を家宅捜索しました。

 この事件は今月15日、鶴ヶ島市若葉の「若葉ナーシングホーム」で、小林登志子さん(89)と上井アキ子さん(89)が死亡したもので、小林さんへの殺害の疑いで元職員の無職 木村斗哉容疑者(22)が逮捕されました。

 県警は18日、熊谷市にある木村容疑者の自宅を午後1時半ごろから家宅捜索しました。

 これまでの調べに対し、木村容疑者は「首を絞めてナイフで刺して殺した」と2人の殺害を認めているということです。

 また、熊谷市の自宅から老人ホームまで自転車で移動していて、「電車賃がなっかった」と供述しているということです。

 逮捕された時に所持金はなく、県警は生活状況も含め2人を殺害した動機などを詳しく調べる方針です。

関越道2人死亡事故 乗用車運転の男逮捕

 17日、上里町の関越自動車道でトラックと乗用車が衝突し2人が死亡した事故で、警察は乗用車を運転していた男を酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。

 過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕された東京都瑞穂町の会社員大沢弘明容疑者(52)は、18日朝、西入間警察署から送検されました。

 警察によりますと、大沢容疑者は17日午前6時半ごろ、上里町七本木の関越自動車道下り線で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転してトラックに衝突し、同乗していた男性2人を死亡させた疑いが持たれています。

 この事故で、会社の同僚とみられる20代くらいと60代くらいの男性2人が死亡し、トラック運転手を含む4人が重軽傷を負いました。

 大沢容疑者の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、警察の調べに対し「アルコールが体内に残っている状態で車を運転し、交通事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

鉄道まつり

 鉄道の運転士を体験したり、ミニSLに乗車したりと鉄道の魅力にふれることができるイベントが久喜市で開かれ、多くの家族連れで賑わいました。

 このイベントは、鉄道の信号機や踏み切りなどを製造している日本信号が、地域の人たちとの交流を深めたいと企画し、年に1度、久喜市にある事業所を開放しています。

 会場では、実際の踏み切りが展示され、どのような仕組みで動いているかを間近で見ることができます。

 また、本物の運転台で鉄道模型を運転したり、ミニSLに乗車したりできる体験コーナーが用意され、多くの子どもたちが楽しんでいました。